結論から言うと、インデックス運用とアクティブ運用は、目標・費用・運用方法が異なり、一律にどちらが適するとは決められません。 SPIVAでは期間・カテゴリーにより多数のアクティブファンドがベンチマークを下回った実績がありますが、全商品や将来の優劣を保証する結果ではありません。目的と公式資料で比較します。
インデックスとアクティブの違い
| 項目 | インデックス投資 | アクティブ投資 |
|---|---|---|
| 目標 | 特定指数への連動を目指す | 特定指数を上回ること等を目標にする商品がある |
| 費用 | 商品ごとに異なる。一般に相対的に低い傾向がある | 商品ごとに異なる。一般に相対的に高い傾向がある |
| 運用 | 指数への連動を目指し、運用方法は商品ごとに異なる | 運用方針に基づき運用者が銘柄等を選定する |
| 成績 | 費用や運用方法により指数との乖離が生じる | 指数を上回る場合も下回る場合もある |
費用と過去成績をどう読むか
運用費用はリターンから差し引かれます。SPIVA日本スコアカードは、カテゴリー別・期間別にアクティブファンドとベンチマークを比較します。結果は期間やカテゴリーで異なります。インデックス運用も指数どおりの利益や元本を保証しません。
コストの重要性はインデックスファンドの選び方でも解説しています。
アクティブ投資の魅力と注意
アクティブ運用の多くは特定指数を上回ること等を目標にしますが、ベンチマークを設けない商品もあります。目標、比較指数、費用、実績期間を目論見書・運用報告書で確認します。
- 特徴:運用方針に基づき銘柄等を選定し、ベンチマークと異なる成績になる
- 注意:費用は商品ごとに異なり、一般にインデックス運用より相対的に高い傾向がある。将来どのファンドがベンチマークを上回るかは確定しない
検討時は、運用方針、ベンチマーク、費用、過去成績の期間、ファンドの継続性を確認します。テーマへの共感だけで将来成績は判断できません。
比較するときの手順
- 連動または比較する指数と投資対象を確認する
- 信託報酬・その他費用と、指数との乖離を確認する
- 同じカテゴリー・同じ期間で成績を比較し、保有資産全体の重複も見る
手を動かす
費用差の仮定計算はつみたてNISAシミュレーターで確認できます。チェック・試算は将来成績や適合性を保証しないため、最新の目論見書と運用報告書を併用してください。
まとめ
インデックスとアクティブは、目標、費用、運用方法、ベンチマークとの比較方法が異なります。過去の集計だけで将来の優劣を断定せず、目的・期間・許容損失と公式資料で比較してください。
[免責] 本記事は教育・情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入・売却・保有を推奨または勧誘するものではありません。本文中の数値・試算は記載条件に基づく概算で、将来の運用成果、配当、価格回復または元本を保証しません。制度・税制は変更される場合があります。最新の公式情報を確認し、投資判断はご自身の責任で行ってください。